「江古田病院で感染確認」の報道を受け、区長への要望書を提出しました

新型コロナウィルスに感染した方がたが一日もはやく快方に向かわれますよう、心からお見舞い申し上げます。
お亡くなりになった方がたのご冥福をお祈りするとともに、突然に親しい方を亡くされた皆さまの心中察してあまりあります。そして日夜治療にあたっている医療関係者の皆さまに感謝するとともにご無事を願ってやみません。

4月12日の、江古田病院での新型コロナウイルス感染者確認の報道を受けて、中野・生活者ネットワークは、中野区長に緊急の要望書を提出しましたのでご報告します。

中野区長 酒井直人様
江古田病院での新型コロナウィルス感染に対する緊急要望書

昨日4月12日、「江古田病院における新型コロナウィルス感染」のニュースは区民のみならず多くの人びとに驚きと動揺を与えました。インターネットの普及によりさまざまな情報が大量に出回り、人びとの不安を増殖しています。
ニュースに対して区民が少しでも安心して冷静な対応をとれるように、区長のプレス発表をしていただき、以下について言及くださいますよう要望いたします。

1、区が把握している江古田病院での感染発生の経緯、現在の状況についての情報公開、また、今後の経過についても随時区民への情報提供をお願いします。

2、医療機関での感染は、医療従事者の不足が指摘されている現状において早急な対策が必要です。医師会と協議して、医療従事者が事務的な作業に追われることなく医療行為に専念できるよう人員を増員するなど、地域医療の崩壊を防いでください。

3.改めて新型コロナウィルスへの区民の冷静な対応を呼びかけてください。

すなわち、専門家がアドバイスするよう、手洗い・うがいの徹底、三密を避ける、自宅待機を徹底する。一人一人の自らをまもる行動が他者と社会を守ること、そして平常な日々の暮らしを取り戻す道であることです。

ご多忙とは存じますが、対応いただきたくお願い申し上げます。

中野・生活者ネットワーク 代表 加藤まさみ
2020年4月13日