環境NPOエコメッセの見学会に参加して

〜「トランジション・タウン(脱石油社会をめざすまち)」都留を訪ねて〜

都留市役所内に有る小水力発電所の水車
都留市役所内に有る小水力発電所の水車
 7月19日(月)エコメッセ元気力発電所江戸川店が主催するBDFバス(てんぷら油で走るバス)で行くエコツアーに参加し、小水力発電所とエコハウス、脱石油社会をめざす人々との出会いを楽しんだ。まず都留市役所にある「家中川小水力発電所 元気くん1号」を見学、水流と直径6メートルの水車の働きで市役所の14%の電力を賄っているとのこと。近所の元気くん2号は、植物工場を稼働させ新しい野菜「アイスプラント」などを24時間成長させていた。  また市役所隣の21世紀環境共生型住宅「エコハウス」は環境負荷を少なく、快適な暮らしを実現する家、雨水利用の樽や、緑のカーテンはもちろん、室内には「OMソーラー」による太陽光利用システムが、展示活用されており、外壁や床材にもエコの目が光っていた。
このエコハウスは、環境関連の活動には自由に利用できるのでエコクッキングなども行われている。
都会から移住してきた若者たちがNPO「都留環境フォーラム」を立ち上げ、地産地消プロジェクトや耕作放棄地開墾プロジェクトなどを次々都留市に提案、一方地域の消防団などに入り、住民の懐に飛び込むことで認められ、移住者支援につなげている様子を移住者4人からじっくり聞いた。太陽光発電の売電に目がくらみ、イマイチと感じていた我が家に設置してある「OMソーラー」に、もっと目を向けようと改めて考え直した見学会だった。