【報告】「子どもと未来のためにCO2ゼロをどう実現する? 〜区長・区民・専門家フォーラム〜」

 

中野区が10月28日に『ゼロカーボンシティ宣言』をしたことを受けて、私も参加しているNPO法人中野・環境市民の会は「子どもと未来のためにCO2ゼロをどう実現する? 〜区長・区民・専門家フォーラム〜」を開催しました。
目的は、区長、職員、区民、専門家とともに2050年に向けて「どのようにゼロカーボンシティを目指すのか」発表と対話を通して、区と区民が共に脱炭素社会を構築する道を模索し実践に繋げることです。

フォーラムは、12月4日(土)区役所7階会議室とWEBのハイブリッドで開催、オンライン69名、会場25名、合計94名の参加がありました。
酒井直人中野区長は、ゼロカーボンの先進区となるようにしたいと意気込みを語り、環境課長の波多江さんからは区の環境政策を説明いただきました。

産業総合研究所歌川学さん=『区民も得する中野区のCO2ゼロシナリオ』
中野区は民生部門が多いので、ゼロカーボンは達成しやすい、例えば家電は何年かで寿命が来て買い替えると省エネ性能になっていて環境に優しく、しかもお得になる。

自然エネルギー財団西田裕子さん=『住宅、建築物の脱炭素化と自治体に期待される役割』
既存の建物は断熱性を高め、新しく建設する建物はゼロエネルギーハウスにするような政策が必要である。

区内在住の2人の若者(環境・持続社会研究センタースタッフ の喜多 毬香さん COP26に参加した環境活動家の酒井功雄さん)
未来を危惧して活動をしている。

その後、参加者と登壇者の質疑応答も活発に行われ、今後に繋がる会でした。

当日の動画は以下をクリックすると見られます。
◉動画 youtube

◉登壇者資料 グーグルドライブ

細野かよこのHPに関連記事が掲載されています。
「ゼロカーボンシティ宣言」の次は「気候非常事態宣言」を | 細野かよこ (seikatsusha.me)

(田辺雪子)