いつもの公園で、ツリークライミング

プレーパークの楽しみ

わたしが代表を務める「上高田台公園運営委員会」では2007年から、子どもが遊びをつくる遊び場「プレーパーク」を開催してきました。現在は毎週水曜日の午後1時~4時と毎月第4日曜日の11時~16時に、台公園奥の草っ原で実施しています。プレーリーダー1人、安全管理員が2人で、子どもの遊びを見守っています。基本野外で、禁止事項は極力減らし、少々のケガは自分持ちです。やっと蚊の季節が終わり、ほっとしたのもつかの間、寒い季節到来です。

「登れたよー」子どもたちは大喜び!

木に登るときの注意、ちゃんと聞いてね

公園でやってはいけない事! 木登り

子どもは木登りが大好き。でも、公園では禁止されています。子どもたちに木登りを体験させたいと常々考えていましたが、9月、10月に「ツリークライミング」を開催することができました。ある財団から助成金を得ることができたので、中野区長に直訴して実現しました。

台公園の築山にある2本のケヤキの木にロープを垂らし、ヘルメットを被り、命綱をつけた子どもたちがチャレンジ! 小学生を対象に都合4回、32人の子どもたちが木登りしました。この催しは「ツリークライミングジャパン」が主催し、研修もおこなってインストラクターを増やしながら木登り体験をさせています。入念に現場を下見して準備万端整えてから始めるので、これまで20万人参加しましたがケガ人は0(ゼロ)。

子どもたちは満面の笑み

メンバーは朝の8時に集合、まずは子どもたちが安全に登れるように、ケヤキの枝の剪定作業やエリアの区分などを明確にしました。
集まってきた子どもたちと身支度をし、体操から始めました。興味津々の子どもたちは真剣そのものです。そして諸注意が終わるといよいよロープに足をかけて少しずつ登っていきます。気づいたらみんな高い所にいました。
知的障がいのある子どもがひとり参加しました。「僕登れるかな」と何度も口にしており、ご両親も心配そうに見ていましたが、インストラクターの励ましで見事に登り「僕できたよ」と自信たっぷりに満面の笑み。

達成感も心地よさもあったようで、みんなよい顔をしていました。

来年度も助成金をいただけたら、今度は大人もチャレンジできるといいなと考えています。
ツリークライミングジャパンのメンバーは、これまで日比谷公園など大きな公園でのイベントが多かったようで、いつも遊んでいる公園だと子どもたちがとても落ち着いて楽しんでいる、と感想を述べていたのが印象的でした。
(大橋)

命綱はしっかりつけて……