中野区でも、ポイ捨て、歩きたばこは全域で禁止!

見つけた! ポイ捨て、歩きたばこ禁止の看板

近ごろ、歩きたばこをしている人はあまり見かけなくなってきました。それでも道路にはごみが…、しかも、まちのゴミ拾いイベントなどに参加するとたばこの吸い殻が断然多い!
通学路付近での子どもへの路上喫煙の悪影響を危惧する保護者の声もあります。そんな時、近隣の杉並区・練馬区の電柱にこんな看板を見かけました。

杉並区の歩きタバコ・ポイ捨て禁止看板

練馬区の歩きたばこ・ポイ捨て禁止看板

中野区ではひっそり

でも、中野区でも先日、こんな看板を見つけました。

 

やったー!

これは「中野区吸いがら空き缶等の散乱及び歩行喫煙の防止に関する条例」、いわゆる「歩きたばこ・ポイ捨て禁止」条例に基づく看板でした。歩きたばこ・ポイ捨て禁止は全域をカバーしています。

区はこの条例に則りまちの美化のため、毎年、5月30日のごみゼロデーに中野駅など区内の各駅でポイ捨て禁止キャンペーンを行っています。

中野駅周辺ではさらに厳しい路上喫煙禁止地区(歩きたばこだけではなく、立ち止まっての喫煙も禁止)を定めています。両方とも罰則はありません。

看板があってとりあえず良かったのですが、この看板を見かけた方はいますか? 看板を作っても目につくところに貼っていなければ、広報が足りないと思った次第です。

ちなみに、区民が希望すれば看板を貼ってくれるそうです。
窓口は道路課道路監察係

(TEL:03-3228-5641)です。

ポイ捨て禁止は、プラスチック容器も対象です

また、条例の名称にある「空き缶等」は、第2条に「飲料、食料等を収納し、又は収納していた缶、びんその他の容器をいう」とあり、その他の容器としてペットボトルなどのプラスチック容器も対象です。

マイクロプラスチックの海洋汚染が問題になっている昨今、その発生を抑えるためには、原因となるプラスチック容器のポイ捨てをなくさなければなりません。この条例を活用してプラスチック容器のポイ捨て禁止を呼び掛けられるのではと思いました。

来年のごみゼロデーのキャンペーンを行うときに、プラスチックのポイ捨て禁止も呼び掛ける、またポイ捨て禁止看板の中にプラスチック容器も入れるなど提案していきたいです。