サステイナブルクリーンアップ大作戦!開催

ゴミからもコロナ禍を感じる

集合場所の丸山公園まで、各自がゴミを集めながら向かいました

10月31日、サステイナブルクリーンアップ大作戦!というゴミ拾いイベントがありました。このイベントの特徴は、集合場所の区立丸山公園に集合時刻10時40分までに、各参加者が自宅や最寄り駅からゴミを拾いながら集まることです。集合場所では拾ったゴミを分別してゴミの種類と量を調べ、最後に中野区ゴミゼロ担当の方から中野区の「ごみの出前講座」が内容が盛りだくさんな内容でした。
イベントを企画したA.K.さんによると、当日はお天気にも恵まれ、大人10名子ども7名が参加しました。
集めたゴミを、燃やすごみ、プラスティック、紙、ビン、缶、埋めるゴミなどに確認しながら分別しました。ゴミの種類では、タバコとお菓子の袋などのゴミが多く、また、マスクが多かったのもコロナ禍を感じました。

「ごみの出前講座」で伺ったこと

集合場所の丸山公園で、集めたゴミを分別

「ごみの出前講座」では中野区ゴミゼロ担当者から3R(リデュース、リユース、リサイクル)について、ゴミと資源の分別クイズを交えてお話しを伺いました。中野区は東京都内でも区民1人当たりの1日のごみ(燃やすごみと陶器ガラス金属)排出量が23区中一番少ないとのことでびっくりしました(ちなみに2019年の東京都23区一部事務組合清掃事業年報によると23区平均509gで、中野区は460g、一番多い区は661g)。しかし、このコロナ禍で今年のごみの量がどうなるか気になります。

参加者からは普段分別で迷っていることについて様ざまな質問がだされて、レシートは「燃やすゴミ」、ラップ類は「容器包装リサイクル」、アルミホィールは「陶器ガラス金属」、異なる素材が混じっているものは多い材質で判断するようにとのことでした。最後に全員がひとこと感想を述べあい解散しました。

~参加者の感想~

中野区ゴミゼロ担当の方の説明を熱心に聞く参加者の皆さん

◆初めてゴミ拾いに参加しました。参加する前は、人の目が気になりそうとか、誰が触ったか分からないゴミを拾う事に抵抗がありましたが、道行く人に「偉いわねえ」、「ご苦労さま」等とあたたかい言葉をかけて下さる方が多く、鷺宮地域の人柄を感じる事が出来たので、参加して良かったと思いました。ゴミも子どもが率先して拾ってくれました。その際、ゴミ問題等を話しながら社会勉強もさせることが出来ました。私自身の心もスッキリしました。ゴミ拾い、癖になりそうです😊

◆子どもと初めてゴミ拾いをしました。ゴミを見つけるのが楽しくなってきて、ここにもある! ここにも! と夢中でゴミ探しをしていました。 道端にもたばこの吸い殻やレシートなど案外ゴミが落ちており、拾ってきれいになると、気持ちよくなったね~とみんなで心が晴れ晴れとしました。区の方からゴミの出し方なども詳しく教えていただき、ゴミを少しでも減らせる努力もしたいと思いました。充実した時間をありがとうございました。
(感想は主催者報告)

 

中野区からいただいた雑紙保管袋。資源回収に出せるもの、出せないもの、わかりやすい分類などがあります

◆中野ネットからはメンバー3名とその家族(大人1名、子ども4名)の計8名で参加し、野方駅北口から丸山公園を目指しました。北原商店街では目立ったごみはなくたばこの吸い殻とレシートなどを拾いました。新青梅街道に入ると歩道沿いの生垣の下からポイ捨てされたお菓子の袋や缶が見つかりました。
大人の参加者からは、
「よくある集合してからゴミ拾いをするイベントと違って、拾いながら集合場所に集まるから、広範囲のゴミが拾えて良かった」
「(一列に並んで歩いて)後ろから着いてくる人はゴミがなくてプラプラするのと違って良かった」
「みんなでゴミの分別をするところも良かった」
子どもからは「最後公園で遊べたからよかった」
「グミをもらえてよかった。ごみ拾いも公園も楽しかった。でっかいゴミを拾ったのも楽しかった」
晩秋の日曜日の朝、参加者はそれぞれにゴミ以外にも収穫の多いサステイナブルクリーンアップ作戦を楽しみました。