プラスティックの海洋汚染が深刻! 「アルバトロス」の上映を観て

マイクロプラスチックの学習会で撮影したプラスチック片(映画とは関係ありません)

10月5日、「すぎなみエコ路地フェスタ」の一環で、杉並清掃工場で上映された映画「AIBATROSS」を観てきました。

人間のプラスティック社会が生んだ惨状

ハワイのミッドウエイ島は、昔戦場でしたが、今はアルバトロス(コアホウドリ)やシロアジサシが子どもを産み、育てる静かな島です。アルバトロスの親は海から餌(海餌)をせっせと運び、ひなは親を信頼してそれを食べ育ちます。茶色の産毛が抜けてきて、そろそろ島から巣立ちの時、もがき苦しみ飛び立てない鳥がいます。可哀そうに……その胃袋を見ると衝撃の事実が! なんとプラスティックだらけです。見慣れたペットボトルのふたなど……

プラスティックには様々な有害添加物が入っています。小さくなっても永遠になくならないで海に漂っています。親鳥は海餌と間違えて子どもに与えてしまいます。撮影者は、亡くなった子鳥の周りに花を添え、優しく葬ってあげていました。人間のプラスティック社会が生んだ惨状です。一方シロアジサシは海餌を与えないので、すくすく育ち巣立っていきます。

当日は日本語の字幕つきでしたが、この映画は下のURLから無料で観られます。字幕なしでも充分解りますので、是非ご覧ください。(田辺)

https://www.albatrossthefilm.com/watch-albatross