原発・都民投票条例の制定を求める直接請求

原発・都民投票は否決された!これからどうするか

 今回の条例案は、5月10日に都知事に本提出されました。約200人の受任者の方々が手に手に32万筆以上の署名の入ったダンボール箱を持って、都議会職員に手渡しました。職員によると、石原都知事もその日は都庁にいたのに、受け取りには現れませんでした。

 6月5日から始まった都議会ですが、都知事は所信表明でもこの条例案に反対の意見書をつけたと言明。

 6月14日の総務委員会では7名の請求代表者が意見陳述を行ないました。政治に全く関心の無かった人がこの活動を通して目覚めていく様子や、お任せ政治から主権者が意見を表明する社会へと変えようと言う思いに満ち溢れていました。

 6月15日の総務委員会は、議員と理事者(都庁の行政マン)との質疑応対が、13時から4時間以上続きました。しかし、理事者は都知事の見解をなぞるだけで、明確に答えることはできません。
答弁が違っていても傍聴人が答えることもできず、歯がゆい思いをしました。
 そして迎えた6月18日は、総務委員会の賛否の日でした。
民主、ネットの修正案は7対7で委員長採決で否決、共産党の修正案は2対12で否決、原案は6対8で否決でした。本会議の議決で否決され、本当に残念です。

 今後は来年の都議会議員選挙をにらんで、活動を続けていきましょう。