子ども関連施設の放射能測定についての要請を区に提出

〜子どもたちの安全・安心のために〜

以下の要請を区に提出しました。

2011年6月10日
中野区長 田中大輔様
中野区教育長 田辺裕子様
経営室室長  川崎 亨様

中野区・生活クラブ運動グループ地域協議会
                (生活クラブ生協まち中野、なかの北、上高田すみれ会
                    轍・せぷと、中野・生活者ネットワーク)
                    連絡先  大橋(03-3387-0858)

子ども関連施設の放射能測定についての要請

3月11日の東日本大震災による福島第一原発事故の放射能汚染が深刻化しているなか、
東京に住んでいても健康面への影響に不安を訴える区民が多い状況です。
とくに乳幼児や小学生の子どもをもつ保護者の間からは、子どもが長時間活動する場での放射能測定を求める声が寄せられています。
放射性物質は風向きや天候によってどこまで拡散するかわからず、200キロ以上離れていると言っても不安を払拭することはできません。 まして、放射能はたとえ低線量であっても、長期間被曝すれば高線量の一時的な被曝より影響が大きいとされ、成長期にある子どもの将来を考える保護者から、安心して子どもを預けることができるよう、居住している区独自の測定調査への要望が高まっています。 この間、事故発生後2か月以上経ってから1号機のメルトダウンが発表されましたが、直近の報道では2、3号機についてもメルトダウンを認めました。区民の健康と安全を守る立場である区の責務として、今後、新たな事態が発生した場合に備えバックデータをとっておく必要があると考えます。
6月8日付で東京都は測定地域を拡充され、測定器を希望する自治体に貸与すると発表しています。ぜひ中野区での測定をお願いいたします。
今後も子育て世代をはじめ、区民が安心して住み続けられるよう、下記のように要望いたします。
お返事は文書でお願いします。

1 保育園・認定子ども園・幼稚園の砂場と小学校の校庭の放射線量を、区内数か所で測定してく ださい。

2 7月、8月に行なう区立公園での「ジャブジャブ池」の数値も測定し、池の入り口に貼り出してください。

3 測定結果を、区ホームページ上で公表してください。
                                        以上