防災対策に女性の視点を!

区長からも前向きな答弁を得ました

中野ネットでは1月から5月まで計6回政策ゼミを開き、何時起こっても不思議ではない南関東の震災について、20代から70代にわたる100人余りの区民と一緒に勉強しました。

そしてそこで出た不安や問題点についてワークショップで詳細に検討したり、まちを実際に歩き調査を行なったりしてきました。その結果13項目140以上にもわたる質問を行政に対し行い、その回答の中で防災センターの存在や、区民は全員が防災会に所属していること等を知りました。

最初のワークショップで出されていた不安は、阪神淡路大震災や新潟県中越地震の聞き取り調査などで、女性は災害時に特に被害を受けやすいこと、災害復旧活動では女性の視点が欠かせないなどのことから内閣府が策定した「男女共同参画基本計画(第2次)」の「防災」の分野に考慮されていました。

中野区議会の2008年第二回定例会で中野区の防災計画にも女性の視点が必要であると質問しました。区長から「そのように思う。どういう形態になるかは分からないが、検討する」との答弁が得られ、中野ネットの防災ゼミの成果がありました。今後もフォローする予定です。詳しくは7月中旬に発行する「中野・生活者ネットワークいきいき通信」でご覧ください。