中野ネットの「まちに出る!」活動

2月のフラワー遊説 性暴力根絶は東京都が率先して取り組むべき課題だと訴える西沢けいた都議会議員(立憲民主党)

コロナ禍の2020年は街頭での活動ができませんでした。けれども「毎月、まちにでよう」の活動方針のもと、2021年2月25日の野方駅前を皮切りに区内各地で感染対策をしながら遊説活動を続けています。まちに出ると様々な出会いがあり、地域の話題やご意見をお聞きする機会になります。羽田空港の新飛行ルートの問題に共鳴して声をかけてくださる方、手伝いに駆けつけてくださる方もいるので励みになります。また、環境の話題を聞いていた方からは民有地の樹木の保護について、他にも野方駅バス停横のタクシー乗り場についてなど地域の課題を伺いました。

「セクハラ・DV・性暴力のない社会に」フラワー遊説

駅頭、商店街でのアピールに加えて本年1月から、性暴力の根絶を訴えるフラワー遊説を始めたことは、本ホームページ(1月20日)で紹介しているとおりです。

第2回目のフラワー遊説は2月11日にサンプラザ前で行いました。ゲストスピーカーに立憲民主党の西沢けいた都議会議員を迎えて、練馬、豊島、葛飾、目黒の生活者ネットワークのメンバーが参集して、細野かよことともに、ジェンダー平等・ジェンダー主流化を推進し、ドメスティック・バイオレンスや性暴力の被害をなくそうと力強くアピールしました。

西沢都議からは、都議会本会議での女性議員への「早く結婚すればいい」「産めないのか」といったセクハラを例に、いまだに女性は家庭にいるべきといった価値観を持った男性がいることの指摘があり、この問題は東京都が率先して取り組むべきと訴えがありました。

第3回目のフラワー遊説は、3月12日に中野サンプラザで開催された東京・生活者ネットワークの定期大会に合わせて行いました。細野かよことともに岩永やす代都議会議員と各市区の生活者ネットワークの議員が結集しました。

この日は、アピールを聞いた方から貴重なご意見をいただきました。「性暴力の被害者は女性だけではない、痴漢と間違われて人生を狂わされた人もいる……」。性被害は圧倒的に女性が多いのは事実なのですが、性別にかかわらず誰もが被害者にも加害者にもなるということに改めて気づかされました。フラワー遊説を通して、いかなる性暴力もあってはならないこと、他者を大切にすること、そしてジェンダー平等・ジェンダー主流化への理解を広めていきたいです。

これからも、多くの方々と交流してご意見をおききできるよう、まちに出ます。

3月のフラワー遊説 各地の生活者ネットワークのメンバーとともに