「今、感染防止のために私たちにできること」 (ゴミ出しエチケット編)
新型コロナウイルス感染防止のためのイベントなどの自粛要請からもうすぐ3か月、非常事態宣言から2か月目を迎えています。地域生活が医療をはじめさまざまな業種のエッセンシャル・ワーカーの皆さんに支えられていることに、改めて感謝です。
考えたい「コロナ禍におけるゴミの出し方」
にわかに「おうち時間」のできた方はどのように過ごしているのでしょう。まちのあちこちの廃棄物集積所の山積みを見ると、大掃除に励んでいるかたが大勢いることがわかります。気になるのは量の多さもさることながら、廃棄物・資源・粗大ごみなどが分別(ぶんべつ)も曜日も場所も、出し方のルールが守られていないことです。
ルール違反で「回収しません」のラベルを貼られてしまった「もの」は、出したひとが責任をもっていったん自宅に引き取って次回まで保管してほしいです。路上に放置された「もの」は蒸発しません。もしなくなっているとしたら、誰かが仕方なく片付けているのです。(私たちも時々「仕方なく」清掃事務所に電話をしたり、掃除をしたり、吸い殻の詰まった缶コーヒーを片付けたりしています)「うち」をきれいにするときは「そと」にも気をつけたいですね。
燃えるゴミの収集日には、使用済みのマスクやティッシュがごみ袋からはみ出して路上に散乱しているのを見かけますが、ゴミ袋はしっかりと口を結び、必要な時は袋を2重にするとなお安全です。
お笑い芸人の「マシンガンズ滝沢」さんが自らの体験を基に漫画「ゴミ清掃員の日常 コロナ禍におけるゴミの出し方」をツイッターで紹介し、話題になっています。体験談は説得力があります。
清掃員の皆さんは感染の危険を感じながら仕事をされています。コロナ感染の不安が続く毎日、清掃員の皆さんが安心して作業できるよう、そしてまち美化の観点からも、「ゴミ出しエチケット」について考え、感染防止対策を一歩進めたいですね。
せっかくのおうち時間を有効に、ゴミの減量にも取り組んでみてはいかがでしょうか。
中野区では資源と廃棄物を大きく5分別を進めています。
(ゴミの出し方・分別について詳しくは区のHPhttps://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/guide/005/003/index.htmlを参照してください)。