高まるプレーパークへの関心 —中野区報(3月20日号)に紹介されました
子どもたちが自由な遊びができるプレーパークへの関心が高まっています。3月20日号の中野区報の特集は区内のプレーパークです。表紙を飾るのは、木の枝から吊り下げた手作り布製ブランコ、上高田台公園で定期的に開催されているプレーパーク「夢発見!草っパラダイス」の一場面です。ページを捲ると、大橋さんへのインタビュー記事が掲載されています。
プレーパーク「夢発見!草っパラダイス」のはじまり
1995年の公園のリニューアルを機に、近隣住民で組織した上高田台公園運営委員会が生まれました。プレーパークをイメージした「幻燈会」や「子どもフリーマーケット」「トンボフェスティバル」などを開催してきました。その後「中野区放課後子ども教室」の委託事業、中野区初のプレーパークとして「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに「夢発見!草っパラダイス」が始まりました。運営メンバーには中野・生活者ネットワークの大橋美紀さん、三上政子さん、細野かよこさん、田辺雪子さんも参加しています。「夢発見!草っパラダイス」は、長らく、月5回(毎週水曜日と第4日曜日)定期的に開催する区内唯一のプレーパークでした。
中野区のプレーパーク、これからの展開
「夢発見!草っパラダイス」を運営してきた大橋さんの長年の願いは区内にプレーパークの複数化と常設プレーパークをつくること、後継者が現れることでした。複数化はプレーパークに関心をもつママたちが現れてていねいな学習会や準備作業を経て区内の公園を巡回する「出張プレーパークわくわく遊び場」が2021年に始まりました。最近では新たな広がりも見せています。
口コミで広がったのかこれらのプレーパークには毎回100人近い参加があり、遠くからも来てくれます。大橋さんの新たな願いは、区内どこでも子どもたちの近くにプレーパークができること、プレーパーク運営に不可欠な近隣のおとなの協力が増えることです。「常設プレーパークをつくる」は酒井区長も提唱しており、区報の特集は実現に向けての一歩前進につながるものと期待が膨らみます。
プレーパークに興味がある方、やってみたいかたは、ぜひ声をかけてくださいね。(加藤)