おうちでできる「ムーブメント」—羽田新ルートは中止を!

 

中野3丁目(中野駅近く)上空を約900mで、北西から南東に飛行し羽田空港に向かうジェット機。4月29日午後5時頃撮影

再び、羽田新飛行ルート中止を求める署名のお願い

新型コロナウイルス感染防止のための緊急事態宣言による外出自粛が始まり、間もなく1ヶ月になります。様ざまな社会活動が控えられていることからまちなかは人も少なく静かです。しかし、午後3時を過ぎるとジェット機音が気になることがあります。3月29日から運用が始まった羽田新飛行ルートのジェット機が南風時に中野区上空を低い高度で飛ぶようになったからです。新型コロナウイルスの感染拡大で国際線、国内線共に運行停止、減便が続く中でも騒音は途切れることなく聞こえます。もし、コロナウイルス禍が収束したらどうなるのでしょう。

すでに4月9日に本HPでご紹介している通り、中野・生活者ネットワーク(中野ネット)は、羽田新ルートの中止を求める署名活動に賛同しています。署名への協力を呼びかけます。

羽田空港増便にともなう都心低空飛行は中止してください

2020年3月29日から羽田空港の飛行ルートが変更になり、都心の住宅密集地を低空で飛行機が飛ぶようになりました。
密集した都心部で万が一のことがあれば大惨事は免れません。国が示してきた騒音・落下物対策などは実効力に乏しく、私たちの不安を解消することはできません。
都心低空飛行は中止し、私たちの生命・環境・安全・健康を守るため、これまでの原則通り海上ルートを守ってください。

【呼びかけ団体】羽田増便による都心低空飛行計画に反対する東京連絡会
【署名取扱い団体】羽田新ルート反対ウェブ署名事務局

↓から署名できます。

http://chng.it/2YbyQCG8

南風運用新ルート(5月4日の署名サイトより)

ご賛同くださったみなさま、航空業界全体の悲惨な状況が伝わってくる毎日です。それでもまだ新ルートで飛ばす国交省。

新ルートの航跡図をみていただくとわかりますが、西から入ってくる飛行機が大きく遠回りして都心上空着陸ルートに入る場合があります。西日本から飛んできて羽田をはるか通り越して千葉・埼玉上空で大回り。従来ルートだと東京湾側からD滑走路に着陸するので、理にかなっていました。大回りすることで、燃料の消費も増えて、飛ばすこと自体が馬鹿らしいと感じられる今の状況です。