今年は、関東地方は穏やかに晴れ上がり清清しいお正月となりました。
私は、葉山の山奥で暮らす両親のもとで家族揃って過ごしましたが、久しぶりに行った鶴岡八幡宮の初詣には驚かされました。
時は1月1日の午後でしたが、小町通が通行不能なほど混んでいましたが段かずらは思いのほか少なくビックリ!こ一時間で参拝できました。特に印象深かったのは、参拝客のあしらいの上手さです。警察官の誘導やロープ規制はもとより、神社のスタッフなのか赤いユニフォームもりりしい人たちがそこここに立ち案内してくれました。進化しているのですね。ここ何年かは渋滞を恐れて、逗子にある亀ヶ岡八幡宮に参拝していましたが。鳩みくじ(200円)を奮発したら『吉』と出ました。今年は春から縁起がいいワイ・・・になると良いのですが。あの実朝の大銀杏は、ひこばえがいっぱい芽吹いていました。
年寄りと歩いていると、横断歩道を渡る時間が気になります。
東京新聞の1月1日号の1面に『歩行者に優しい信号』と題して、歩み遅ければ「青」の時間が延長する信号機の話題が載っていました。全国初は台東区の浅草橋1丁目交差点と千代田区の靖国神社前交差点の2ヶ所に導入。その名も「歩行者感応式信号機」です。
超高齢社会に突入して久しい昨今、交通社会の主役は車から人へという流れの表れかもしれません。
しかしこの信号機は高価なので全国に普及するまでに10年かかるとか。
おりしもNPOへの寄付が優遇されるようになりました。この信号機を企業などに寄付してもらい、信号機の柱に寄付者の名前をPRするなどの工夫で、早期に付け替えてもらいたいものです。
生活者ネットワークは、昔から車優先のまちから散歩しやすいまちへ、さらに自転車優先のまちづくりを提唱しています。
これから作られる「中野区地区まちづくり条例(仮称)」には、区民の意見が反映されるよう声を上げていきましょう。
今年もよろしくお願いいたします。
代表 大橋美紀