2007年には「地球の温暖化防止対策」のためのイベント実行委員会が作られ「不都合な真実」上映会と翌年にはシンポジウムが開催されました。特に映画上映会は多くの区民で満員御礼の状態でした。町会や商店街、青年会議所、消費者団体など市民グループも参加しての実行委員会は、その後も勉強会などを行い「地域協議会」の基になるのではないかと期待していました。
しかしその後沙汰闇になり、環境・消費者団体などに声が掛からない状態で準備会を続けて2年余り。昨年10月26日付けで10団体からなる地球温暖化対策設立準備会から設立趣意書がきました。1月22日の準備会に出席すると、すでに規約もできており、31日の設立総会では、役員も運営委員会のメンバーも全て設立準備会参加の町会連合会・PTA連合会・事業者連合会のあて職でした。中野区では様々な委員会や審議会の委員があて職の男性で、しかも殆んど同じメンバーという事が多いと感じたのは私だけでしょうか?その方々も大変でしょうに。役員も運営委員会のメンバーも趣意書の呼びかけ団体で占められ、新たに参加した24団体からは選出されず、男女共同参画社会の推進を標榜する中野区なのに、全員男性!
規約などに注文を出しましたが、ことごとく却下!
2月27日にサンプラザ前で行なわれる設立イベント「なかのエコフェア」(これも区が殆んど決めている)の後、4月からは部会(区民向け啓発部会・事業者向け啓発部会・緑化推進部会・ごみゼロ部会)活動が始まり、
1. 環境エネルギープロジェクト
2. みどりを守り、自然を活かすプロジェクト
3.環境に配慮した快適なまちづくりプロジェクトに取り組んでいくようですが、モチベーションが続くか心配です。
それでも温暖化対策は必要でオール中野でやっていかなくてはなりません。めげずにこつこつと活動を続けていきます。
環境部会 田辺雪子