墨田川は広く水もきれいで、川辺に公園や遊歩道がありベンチで一休みしたりジョギングしている人がみられ、川辺のブルーシートの住民も甲羅干しをしていました。マンションからの景色も良いのかベランダが川側になっていました。江戸時代には江戸前すしのねたも取れたのに、一時はどぶ川のようになっていた川をこのようにするには行政だけでなく市民の地道な活動があっての事と神田川ネットの糸井さんから聞きました。
神田川に入ると川巾が狭くなり若干の泥臭さと昨日までの大雨で川底の汚れが浮き上がりスカムがみられました。佃島では昔は取れた小魚で佃煮を作っていた所ですが・・・
川辺のビルは川に後ろを向いています。船が珍しいのか時々ビルの窓からみていました。
JR総武線から見える御茶ノ水〜水道橋の辺りは自然が残っていてとても良い感じでした。 日本橋川は空を高速道路に塞がれ護岸はコンクリートの所が多く、可愛そうな川でした。まちの便利さの代償となったのですね。
昭和30〜50年代には開発の為に川が犠牲になったが、50年以降は河川法も改正され、治水、利水に環境も考えられる様になってはきましたが、市民は親水の視点で運動を続けてきたそうです。
「川は風の道、緑の連続性、生き物の道」「川は都心では唯一の自然環境なので大事にしましょう!」との糸井さんの言葉に納得でした。