連続環境講座「雨を恵みにするためのまちづくり」第2回はまち歩き

2017年5月30日 14時10分 | カテゴリー: トピックス

5月25日、朝は小雨の降る天候でしたが、午後からは曇りで絶好のまち歩き日和でした。
13時50分鷺宮駅改札口に集合して、妙正寺川の川沿いを野方の環七調節池まで歩きました。
コースは,寺社あり,工事現場あり,調節池あり,ポケットワークありでとても面白いものでした。
はじめに立ち寄ったのは妙正寺川から坂を上った地点に立地する鷺宮八幡神社です.境内にはスサノオノミコトを祀る八雲須賀神社を含む六社が合祀されています.自然の恵みとリスクをつかさどるスサノオノミコトの神社は水害時に人びとが安全に避難できる位置に立地しているとのこと,鷺宮八幡神社の立地にも当てはまっていました。境内には銀杏の大木があり.葉の形で女木・男木の見分け方を知りました。
八幡神社のお隣の福蔵院は手入れの行き届いた素敵な寺でした。その本殿(堂)屋根にソーラーパネルが設置されており,太陽の恵みを受けているという赴きでした.
川沿いには立葵の花が咲いていてとても綺麗でした。
途中丸山橋付近では1時間の降水量50mm対応にするための大規模な河川整備の工事現場の近くを通りぬけました。
一昨年オープンしたせせらぎ公園は「人工芝のサッカーグラウンド」とまだ木も育っていないけど、ベンチなどがある公園があり、下は調節池(大水の時に流れ込む)になっています。大雨の時にはここに川の水一時貯留し、晴れてから少しづつ川に戻す仕組みです。洪水は防げますが、一度水が流れ込むと、調節池を消毒するための作業と費用が必要になるようです。
これは、23区の下水道の約80パーセントが合流式下水道なので、大雨の時には雨水が下水道に流れ込み、水再生センターに送れない量の家庭からの排水を含む下水が大量に川に直接流れ込む為です。下水が直接流れ込むことから川の中にトイレットペーパーの残骸と思われる白い塊があちこちで見られたことに参加者は大きな衝撃を受けていました。
杉並区の善福寺川では近隣の小学校の生徒が川に関心を持ち、清掃をしたりして、「大雨の時は不要不急の洗濯をしないで,お風呂の排水はしないで」と訴えかけているそうです。善福寺川での川つくり活動は「善福蛙(http://zempukukaeru.wixsite.com/zempukukaeru)」のHPでも見られます。最後に記念写真を写して、次回までにまちハイク(妙正寺川に限らず,雨水の行方,水の旅,日々の水の利用と排水のことでもOKです.ハイクというよりも標語と思えばいろいろできるのでは)を各自考えてこようという宿題をもって解散しました。