統合失調症にも医療事故にも「対話」が大切

2017年4月19日 00時22分 | カテゴリー: トピックス

4月15日、今年も大熊由紀子さんプロデュースのえにしの会に参加しました。一部、二部、三部と七時間に及ぶシンポジウムでした。まずは精神医療革命。統合失調症には薬や入院治療よりもオープンダイアローグの「対話」で改善されると。フィンランド発のこの治療法は、斎藤環さんが。
日本では北海道浦河町のべてるの家で行われてきた40年の実践で、入院130床がゼロになったと向谷地生良さん。そして愛媛県で精神病床閉鎖の経過を長野敏宏さんが語ってくれた。
特に対話で改善されるならトレーニングを受けたいと思ったが、日本ではまだ誰もやってないそうだ。二冊のオープンダイアローグの本を読んで模索するしかない。

二部は医療事故について、対立ではなく、対話をということで、被害者加害者の当事者が語る言葉に胸がつまる。被害家族に対する心からの謝罪のタイミングが難しいと、改めて実感した。2009年は4万人も医療事故で亡くなっていることには驚いた❗被害遺族が次々発言された。でも、様々な医療事故を引き起こした大学病院等が、再発防止のための第三者による調査に真摯な態度で取り組んでいる様子がわかった。2008年に医療事故調査制度の創設が、政権交代で実現しなかった事実に驚いた❗

そして三部は、福祉人材と利用者の夢~やまゆり園事件から考える~滋賀県で「ひきこもり」を「はたらきもん」に変えたソーシャルワーカー野々村光子さんの実践が衝撃だった。
あおいけあの加藤さんの施設が映画化され、公開される。「ケアニン」お楽しみに。

大橋美紀