中野ネット政策ゼミ1「みんなで考える中野の安全」

第3回”中野防災ウオッチング”報告

 第1回中野ネット政策ゼミ「みんなで考える中野の安全」の報告です。

 これまでの2回の屋内でのワークショップを経て、3回目の今回はフィールドワークです。まちに出て実際に歩き、危険な場所や災害時に役に立ちそうな場所などをチェックしました。3月8日に本町4丁目、17日に上高田2丁目を歩きました。

<気付いたこと>
・電信柱の変圧器の重みなのか電柱が斜めになっている、トランス落ちてきそう
・道路が狭い上に、電信柱がたくさんある
・狭い歩道に自転車やバイクが駐輪
・道路の幅が狭くなったり広くなったり、一定ではない
・誰も住んでいない古い家、まさか倒壊しないよね
・ブロック塀が多く、万年塀もある
・高いブロック塀はさらに危険
・地域センターが本部になるそうだが責任者は誰?
・生垣が思っていた以上に少ない
・植え込みが邪魔して消火栓に近づけない
・思っていた以上に消火器の設置箇所が多い
 (でも50秒ぐらいで空になるので本当の初期消火とのこと)
・防災倉庫や消火栓、防火水槽などの場所を確認
 (でも管理者の方はすぐご近所の方ではない)
・掲示板や公衆電話、コンビニ、病院などの場所をチェック
・リヤカーや一輪車の持っているお宅をたまたま発見

改めてウオッチングすると歩きなれた道が違って見えると参加者の感想
・まちの協力体制はどうなっている?
・避難所を住民みんなが知っているの?
・地域センター機能が変わるが、これまでの防災計画はどうなるの?
・学校の統廃合がすすむと避難場所がなくなるのでは?
・若者や高齢者の1人暮らしが増えている基礎的なコミュニティがないのでは?
などなどたくさんの意見が出されました。

 アンズ、コブシ、アシビ、ヒュウガミズキ、サンシュユ、ミモザなど春の木の花が目を楽しませてくれました。チェックを忘れて花に見とれることもしばしばでした。

 次のステップはいよいよ一般質問の骨子づくりです。